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Modus Operandi - Stephen Hobbs

03-16,2015

modus-operandi.jpg

"Modus Operandi - The Card Magic of Jack Carpenter" Stephen Hobbs - 1992

アメリカのマジシャンJack Carpenterによるカードマジックの作品集。
Jack Carpenterは書籍、DVDといくつか発表されていますが、本作は初めて発表した作品集とのこと。
"Modus Operandi"はカードマジックの章、ギャンブリングの章、エッセイの章に分けられています。

カードマジックの章については、4Aプロダクション、リセットとトラベラーズの複合、リバースアセンブリ、トーンアンドレストア、Jacob Daleyのポーカーディールプロットなどが収録されています。 
変わったテーマの作品としてパースフレームを使ったカードマジックが収録されています。パースフレームの中にカードを入れると消えて再び現れると言ったものです。珍しさはあるのですが、作品自体はあまり面白いとは思えませんでした。
いずれの手順もそれなりに難易度が高いです。またところ時々ひねくれたテクニックが出てきます
ラストトリックとサインドカードの複合などもあったりするのですが、個々の現象ははっきりしている印象です。
正直作品自体は好みから外れるものが多かったのですが個々の技法アイディアなどは参考になりました。

ギャンブリングの章では、スタッキング、センターディール、デックスイッチのデモンストレーションなど5作が収録されています。
ギャンブリングという括りですが、演出についてはなかなかバラエティ豊かなものがそろっています。
The Seattle Switchという秘密のすり替えテクニックという演出のパケットトリックもあります。
Center Deal Demoで紹介されている技法がいろんな意味で面白く、挿絵を観た瞬間「これはずるい」と言ってしまいました。
Eight Kingsというフォールスディールの練習曲的な手順が収録されているのですが、練習用とはいえ非常に難しいです。
普通のディール、セカンドディール、サードディール、ボトムディールを組み合わせながら(スタッド型も混ぜつつ)8ラウンド配るので心が折れます。
これがこなせればCall to Colorsなどもへっちゃらだと思います。

エッセイの章では、実際のポーカーの現場の事情やディーラーに関する話などが中心です。
この本自体十数年前に出版されているものなので、現在は多少事情が変わっている部分があるかもしれませんが、あまり知らない分野なので勉強になりました。
また話に関連してフォールスシャッフルやディーリングの技法もいくつか紹介されています。

私自身初めて彼の作品集を読んだわけですが、部分的には参考になる箇所もあったものの全体的にはやや好みから外れていました。
Jack Carpenterは自身のYOUTUBEのチャンネルに大量の動画を公開していて、面白い動画が多いので結構期待していたのですが、本作はちょっと違ったかなと。

クレジットについてはとても詳細です。使用されている技法については最後にまとめられており、既存の技法、既存の技法のバリエーション、オリジナルの技法と分類されてリストされているあたりが珍しいなと思いました。

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