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A Book in English - Woody Aragon

02-21,2015

bookinenglish-full.jpg

"A Book in English" Woody Aragon - 2011

スペインのマジシャン Woody Aragonによる作品集。
内容は以下の章に分けられています。

・Sleights and moves
オリジナル技法とその応用例などが収録。
特にTHE SEPARAGONに多くのページが割かれていて、写真も多く交えながら詳細に解説。

・Tricks with any deck
セミオートマティックなマジックを中心としたレギュラーデックで行える作品を解説。
代表作ROUTINED SPELLINGをはじめ、Pit Hartling絶賛のWeighing the cardsルーティン、ポーカーデモンストレーションなどを解説。

・Tricks with special cards
オーソドックスなギャフカードや、やや特殊なカードを使ったマジックの解説。
カードのマークが透明なカードに飛び移るトリックや、消失の度にフェアな改めができるカニバルカード、クロックトリックなどが収録。

・Sleight of math…
ファローシャッフルやギルブレスプリンシプルの原理や、応用についての章。

・The Permanent Deck Principle
ファローシャッフルのある原理を応用させたThe Permanent Deck Principleの解説とそれを応用したマジックを解説。
ESPカードや絵葉書、またスロットマシンの絵柄が描かれたカードを使用するなど、トランプ以外の素材を使用しているものが多いのが特徴。

・Articles and essays
Ricardo Rodriguezとのインタビューや、マジックの理論の章。
数理マジックの理論や構成の話や、影響を受けたマジシャンの話など。

収録されている作品については不思議で演出もユニークな面白いものが多く非常に楽しめた1冊でした。
とりわけセミオートマティックな作品に関しては、まず追えない巧妙な作品が並んでいます。手順をなぞりながら「おお」と自分でも驚くものもちらほらあります。またThe Permanent Deck Principleの章では原理をカード以外の素材に応用したりと各テーマがよく研究されています。
作品の特徴として、現象が非常に不思議な一方、なかなか重い作品が多いなと感じました。多数枚〜フルデックでのスタックが必要であったり、手順を覚えるのが大変な作品が多いです。そのため気軽にレパートリーに加えることのできる作品は限られるので、ライトなトリックを求めてる人には向かないかもしれません。そうは言っても作品自体は強力なものが多いので、準備や練習に時間を費やす価値は十分にあると思います。


昨年スペインではWoody Aragonの新刊が出版されたようです。メモライズドデック系の本のようで英訳が待たれます。(できれば邦訳がいいですが、まず出ないでしょう……)



収録されている作品の中にMAVERICKというエスティメーションのデモンストレーションがあるのですが、タイトルの元ネタになっているメルギブソン主演の映画「マーヴェリック(Maverick)」が非常に好きです。ポーカー大会で一攫千金を狙うコメディ映画です。

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